帰る場所を失った元少年兵と故郷を奪われた退役軍人、逞しくも儚い雪国スローライフ

「灰と銀の羽根」1巻(帯付き)

文ノ梛「灰と銀の羽根」1巻が、本日3月18日に発売された。

彗暦3215年、国内での戦闘がすべて終わり、世界には平穏な冬が訪れていた。退役軍人のキルヤシュカ・レイノは、戦場しか知らない元少年兵のミェリ・ハルトネンと出会う。住居を提供してもらう代わりに行き場のないミェリを預かることになったキルヤシュカは、森の小さな家で一緒に暮らし始めるが……。行き場を失った2人が、寄り添いながら雪国で穏やかな生活を送る。同作は月刊ヤングマガジン(講談社)で連載中。単行本の帯には、鬼頭莫宏とうの花みゆきが推薦コメントを寄せた。